
- あしたのジョー
- 今から約40年前に登場した人気ボクシング漫画『あしたのジョー』。1967年に『少年マガジン』で連載がスタートされ、今なお絶大な人気を誇り、スポーツ漫画界に金字塔を打ち立てた人気シリーズの原点といえる初代『あしたのジョー』。
様々なライバルと戦いながら、やがて世界へと挑戦していくジョー。しかし、ジョーの中に燃える思いは、ただ「真っ白に燃え尽きること」だった…。最強のライバル、力石徹との命をかけた戦いを描いたあの衝撃のシーンなど、数多くの感動シーンは今なお心に残る…。
ストーリー
泪橋と呼ばれる橋を渡ると広がる下町のドヤ街に、ある日フラリとひとりの少年・矢吹丈が訪れるところから物語は始まる。生まれついての風来坊である彼は、喧嘩しているところを買われ、拳闘狂の丹下段平からポクシングヘの道を勧誘するが、一度は断られる。
慈善家の財閥令嬢・白木葉子をだましたことが原因で丈は少年院に送られ、そこで力石徹と出会う。力石のパンチの前に沈み、初めての敗北感を昧わった彼は、俄然ポクシングに対する興味を燃やし、段平の特訓を受けることを決意する。
かくして、ふたりの若者の想像を絶する闘いの日々は始まった。

- 矢吹 丈(ジョー)
- 生年月日、出生地等一切が不明。物心がついた頃から両親はなく、天涯孤独の15歳。
偶然流れ着いた東京のドヤ街で、拳キチ・丹下段平と運命的な出会いを迎える。徐々にボクサーとしての才能を開花させる。

- 丹下 段平
- かつては、“黒熊”の異名を持つプロボクサーだったが、日本タイトル直前に左目を痛め引退。
身の置き場を失った段平はドヤ街に流れつき、酒浸りの生活を3年間送る。だが偶然巡り会ったジョーに拳闘の夢を託し、自らの明日を賭ける。

- マンモス西
- 本名は“西寛一”。ジョーが送られた少年鑑別所の大部屋で、ボスと呼ばれていた巨漢。
巨体でいかついが、気弱で涙もろい面もある。ジョーの良き理解者で“心の友”である。

- ドヤ街の子供たち
- ドヤ街に住んでいるジョーの心の応援団。
ジョーが、ヤクザにからまれていたサチを助けたことで親しくなった。ジョーにとって最も心を許せる存在である。

- 力石 徹
- ボクサーとして最高の技量を持ち、鋼のような意志の持ち主。
ジョーとは常に対立する関係にあり、時に憎しみにも似た情念を見せるが、心の奥底では彼の存在を認め、ライバル視している。

- 白木 葉子
- 政財界の大物、白木幹之介の孫娘。
ドヤ街の子供たちに無償でお菓子を配ったり、慈善事業を行う。正論が先に立つ理想主義者的な発言が、ジョーとの出会いによって徐々に緩和されていく。

- カーロス・リベラ
- 世界バンタム級6位。ベネズエラが生んだ世界ランカー。彼もジョーに似た境遇に育ったボクサー。

- 林 紀子
- ジョーと西が普段勤めている乾物屋"林屋"の一人娘。
ジョーに淡い恋心を抱いている。陽気で愛らしくドヤ街のみんなから好かれている"下町の太陽”。
声の出演
矢吹丈: あおい輝彦
丹下段平: 藤岡重慶
力石徹: 仲村秀生
白木葉子
西沢和子
(c)高森朝雄・ちばてつや/虫プロダクション